Musée Hara Merci Au revoir

 本年2021年もよろしくお願いいたします。


新年の不穏な空気は「緊急事態宣言」という形で覆っています。

どうぞお気をつけてお過ごしくださいますように。


そんな中

開館以来30年以上大好きな美術館であった

品川にある原美術館が明日11日でその歴史に幕を閉じます。

最後の企画展に「原美術館友の会」の会員の友人が予約してくれた

おかげで

「さよなら」を言いに行くことができました。

残念ながら別れにたくさん撮影した写真は一つもアップすることができない

という館の規約でした。

都会の中の閑静なお屋敷街に佇む静かな美術館。

そこで私は日本だけでなく世界の現代美術に触れて親しみを感じるようになり

その感性を育み刺激をもらってきました。

美術館の中になる「カフェ・ダール」から見た

現代美術作品が点在する芝生の中庭の風景・・・。

2012年原美術館で開催された企画展

「杉本博司展」の際に能衣装の展示された2階の部屋を

ボランティアスタッフに応募して一週間ほど関わったことは思い出深い体験です。

JR品川駅から原美術館までの道のりと門からエントランスまでを

歩くあのワクワク感は

数々の現代美術と共に大切な記憶として私の中にしまいこみました・・・・。



入館して「カフェ・ダール」を使った為
どうぞと言われ記念に持ち帰ったグラス







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