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6月, 2018の投稿を表示しています

フランス旅日記・・5

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パリ滞在4日目、日曜日。 今日はパリから遠出して ノルマンディーへと向かいます。 ジベルニーのモネの家は私は行ったことがあるので 他の皆さんには入場に並ぶため 事前予約を薦めて行っていただき 私は「ジベルニー印象派美術館」へと 一人で行きました。 ちょうど「印象派と日本」の企画展をやっていて 鑑賞してきました。 十分に広く見やすい美術館。 朝も早いのでまだ人も何人か・・・。 しばらくすると 子供のためのワークルームがありました 机とござの座布団が置いてありました。 机には紙と色鉛筆が・・。 庭を望む明るい部屋 こんなところに「キッズルーム」があるフランスの美術館が 羨ましい。 こうやってフランスの子供達は「美術」に親しむのかもしれない・・。 他の美術館に行った際にも パリ・ピカソ美術館でも この後に行くランス美術館でも 子供の美術教育風景に遭遇しました。 子供達が開館前にも 関わらず大人の入場者より先に入場して 学芸員から美術の説明を受けていました。 ・・・ そんなことを考えながらこの「ジベルニー印象派美術館」の 絵を見ていたが珍しい作品が多く 興味をそそられた。 有名な画家の作品だったとしても見たことのないものも多く 充実した企画展となっていました。 美術館の庭も有名でたくさんの花も咲いていました。 6月の花の咲く時期に来られてつくづくよかった と思うのでした・・・。 ジベルニーのモネの家の周りは 散策コースとなり歴史を感じさせる建物や庭を 垣間見られるようになっています。 ラベンダーやコクリコや矢車草・・・・が 咲き乱れていました。 パリの喧騒の中に忙しくスケジュールに追われていましたが やはり日本に限らずちょっと都会を離れると 空気の美味しいのどかな暮らしがあることに 気が付いたそんな日になりました。 この項つづく。 美術館の中のキッズルーム どこまでも続く田園風景 ジベルニー印象派美術館のエントランス 庭は綺麗に整備されていました 空気が気持ちいい モネの絵にも出てくるコクリコの花 植え込み方が日本とは違う

フランス旅日記・・4

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ロダン美術館を出ると 右方向にヴァレンヌ通りを行く。 この辺は政府の機関などが置かれている場所である。 リュ・ド・バックに差し掛かると ライフルを持った警官が立っているのを見かける。 スーパーでも美術館でも あらゆるところで カバンのチェックがあり 4年前よりもテロ後からは 警備が一段と増したような気がする。 途中マティニョン館(首相官邸)の前を通るので 警官が立っているのもわけもないだろう。 ラスパイユ大通りまで抜けると 目的地「ボン・マルシェ」まではすぐ。 「ボン・マルシェ」と「グラン・エピスリー・パリ」の間の 小さな道を少し行くと 目立たないが通りがある 前にも訪れた場所 ノートルダム・メダイユ・ミラクルーズ教会。 今から10年前に一度訪れていますが その時はメダイユだけ買い求め 教会には入らないで帰ったことをずっと後悔していた。 今回はまず教会内へ。 たくさんの信者さんが来られていて 静謐な中に人の気配。 内部の装飾に目を凝らした。 ステンドグラスではない 壁に描かれた優しい装飾の壁画 そしてこの教会の実在の修道女カタリーナ・ラブレは祭壇の右に 朽ちずにガラスに入れられて横たわって安置されている。 驚きながら目を向け・・そっと祈りを捧げた。 そして教会を出て販売所で メダイユを買い求めた。 ・・・・。 この小さな教会は「メダイユ」で有名スポットに。 再び訪れた教会はすっかり 整備されているように感じる。 ロダン美術館と同じように 時の流れは少し残酷かもしれない・・・。 ・・・・・・・・・ 世界初の百貨店「ボン・マルシェ」 その食品売り場は「グラン・エピスリー・パリ」 という名であらゆる食材が豊富に美しく並んでいます。 ここも10年前に訪れている。 パリ左岸の洗練さが溢れたこの辺りの雰囲気は「パリ好き」には欠かせない。 食品館では紅茶やお菓子などお土産を買い ボン・マルシェでは洋服などを見る。 一段と洗練されてリニューアルしたような気がする。 前はインテリア売り場などを回った覚えがあるが それも無くなっていた。 前回の比較ばかりが先に立つが パリは古いものと

フランス旅日記・・3

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パリ3日目 いつも3日目くらいで慣れて来る フランス語も挨拶くらいだが どんどん使ってみようという気になって来るのも いつも3日目だ。 その日の予定通りに まずサンポール駅からフランクリンルーズベルト駅で乗り換えて イエナ駅へ降りる。 地上に出るとプレジダン・ウイルソン通りのマルシェが立っていた。 見るのは後にして まずは目的のパリ市立モード美術館(ガリエラ宮)へ 企画展は日本で下調べの通りにマルタンマルジェラ展をやっている。 ここもいつもパリを訪れる時に 企画展をしていなくて初めて訪れる行きたい場所の候補NO.1でした。 全ての展示を「部屋」に展示する形式で 展示方法はとても参考になったが 私はやはりここでは50年代のエレガントなデザイナーの作品を 見たいと願った。 短い鑑賞時間でそこを出ると表側に周り正面玄関に立った そこはガリエラ宮の広い公園として解放されていました。 芝生のある広大なガリエラ宮の庭園でゆっくりと過ごした。 初めてパリを訪れた26年前にも訪れた記憶が重なる。 美術館はまだ開館予定の美術館となっていた為 この門の前に立ち尽くしたのでした。 そして今回は鑑賞できた喜びも感じていました。 ・・・・・・・ そして マルシェを巡りました。 パリで初めてのマルシェ。 花屋、肉屋、魚屋、チーズ屋、ワイン店、洋服屋 etc・・・。 その中からスペイン料理屋のパエリヤを選んだ。 頼むとチキンをおまけに入れてくれた。 山盛りで8ユーロ。 ガリエラ宮の庭園に戻ってそれを食べた。 青空がどこまでもつづくパリの強い日差しの中で ランチを頬張った。 その後トロカデロ方面に歩くと エッフェル塔が現れた。 いつもだがエッフェル塔が正面になる シャイヨー宮は観光客で一杯。 人混みの中でなぜか2組のカップルに 写真をお願いされた。 日本でもそうだがよく写真を撮ってほしいと 言われるのは一体なぜなのだろうか? そのまま次の目的地ロダン美術館まで ひたすら歩く歩く・・・。 ボスケ通りを歩くと前に泊まったホテルを見つけた。 私は散歩の途中で次に来た時のホテルを 見つける。 やっぱり7区は静

フランス旅日記・・2

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パリ2日目の朝 ホテルでゆっくり朝食を済ませて メンバーと別行動。 一人でホテルを出て ヴォージュ広場の前になる 老舗カフェ「カレット」でお茶をする。 前回訪れた時はテイクアウトでケーキを買い アパルトマンでいただきましたが 今回はゆっくりお茶。 朝食後だったが「カレット」で 紅茶と大きなパン・オ・ショコラをいただいた。 まだ朝9時 そんなに混んでいない店内でゆっくり紅茶を 飲んだ。 「カレット」という店名の名を冠する紅茶はことの外 とても美味しかった。 マレにある「ピカソ美術館」はリニューアルが長引いて パリを訪れるたびになかなか見れない状況でいました。 今回は念願のパリ「ピカソ美術館」でした。 歩いて「カレット」を出て5分もすると 「ピカソ美術館」に到着。 大きく華麗な外観。 「泣く女」を始めピカソの傑作がとても身近な感じで展示されて いました。 ・・・・・ その後はいつもお世話になっている アンティークレース店「Chiez Dentelles SHIGEKO」 へとフランブルジョワ通りをランヴュット通りまで 慣れた道を歩きました。 頼まれているカフェのティーコゼーのための アンティーク生地を見つけました。 他を回っていた今回のヨガメンバーの方とお店で合流して みんなで近くでランチをいただきました。 お店で買い物の後は今回の一番の目的 92番のバスで キャプトセプタンブルへ ですがパリのバスの厄介なことは 一方通行のため 帰りは同じバス停には止まらないのです。 それでも慌てずにいつもの道を 材料屋へ。 お店に勤める日本人の女性スタッフにお願いして吟味して 素材を選びました。 今回ネーム入り(材料を作った会社とナンバリング) の素材を初めて手に入れました。 それは今年9月22日〜29日まで開催予定の個展 宮城県遠刈田温泉「ミュゼマエナカ」にての 案内状の製作に使用いたします。 お楽しみに! 無事素材を手に入れてパッサージュを抜けて パレロワイヤルへ。 その後ルーブル美術館の入場口にヨガの先生を ご案内しメトロに乗り 一足先にホテルに戻りました。 今日

フランス旅日記・・1

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4年ぶりにパリに行くことになった。 「ヨガin Paris」 近所で習っている 先生と生徒さんとで今回は行くことになった・・・。 今回はパリから遠出して シャンパーニュー・ランスを車でガイドさんに巡っていただきました。 私の「パリ旅」も回を重ねています。 パリの見方も歩き方も感じ方も初めの頃より 変わってきました・・・。 今回もホテルはパリ4区のマレ地区 ヴォージュ広場のすぐ近くのrue de Turenne沿いのホテルを予約した。 前回滞在したアパルトマンの隣にあるホテル ホテルの窓を開けるとなんだかゴミゴミとしている感じはするが 大好きなヴォージュ広場がすぐ近くなら大丈夫。 6月はスト(フランス語ではGRÈVE グレーブ) フランス国鉄とエールフランスが4月から 3ヶ月目のストを決行中。 4年前のパリ旅もストなのでもう慌てません。 6月のパリには「グレーブ」は欠かせません。 そんな中、エールフランスにて無事にパリに到着。 TAXIは何年か前にCDG空港からパリ市内が一律運賃になって 初めて乗りました。 途中パリに着いたと感じられる「風景と音」 がいつもの様に迎えてくれたのでした。 ホテルに到着すると夜6時ですが暗くなるにはまだ早い 近くのサン・ポール寺院を見学するとシテ島のノートルダム寺院まで散歩した・・。 途中セーヌ川を見ると泥水色!だった! こんなパリは初めてで・・・。 ちょっとショックだった 私たちが来る前は雨ばかりで泥水色にセーヌ川は色を変えてしまったらしい そんな散歩の後 帰りに「モノプリ」へ。 途中、前にも寄ったバラ専門店「オノンドラ・ローズ」へ 小ぶりなバラを選んだにも関わらず 加えて、たくさんの花びらと蕾のバラが手提げ袋いっぱいに入っていた。 ホテルに飾り この時期に飲みたくなる酸化防止剤の入っていない 美味しいロゼワインで乾杯して この旅は始まったのでした・・・。 この項つづく。 ノートルダムの門扉 ホテルにバラを飾る お風呂に花びらを浮かべて 綺麗なバラは缶に入っていた おまけに入っていたバラは綺麗なオレンジだった いつ来ても美しい