フランス旅日記・・4


ロダン美術館を出ると

右方向にヴァレンヌ通りを行く。

この辺は政府の機関などが置かれている場所である。

リュ・ド・バックに差し掛かると

ライフルを持った警官が立っているのを見かける。

スーパーでも美術館でも

あらゆるところで

カバンのチェックがあり

4年前よりもテロ後からは

警備が一段と増したような気がする。

途中マティニョン館(首相官邸)の前を通るので

警官が立っているのもわけもないだろう。

ラスパイユ大通りまで抜けると

目的地「ボン・マルシェ」まではすぐ。

「ボン・マルシェ」と「グラン・エピスリー・パリ」の間の

小さな道を少し行くと

目立たないが通りがある

前にも訪れた場所

ノートルダム・メダイユ・ミラクルーズ教会。

今から10年前に一度訪れていますが

その時はメダイユだけ買い求め

教会には入らないで帰ったことをずっと後悔していた。

今回はまず教会内へ。

たくさんの信者さんが来られていて

静謐な中に人の気配。

内部の装飾に目を凝らした。

ステンドグラスではない

壁に描かれた優しい装飾の壁画

そしてこの教会の実在の修道女カタリーナ・ラブレは祭壇の右に

朽ちずにガラスに入れられて横たわって安置されている。

驚きながら目を向け・・そっと祈りを捧げた。

そして教会を出て販売所で

メダイユを買い求めた。

・・・・。

この小さな教会は「メダイユ」で有名スポットに。

再び訪れた教会はすっかり

整備されているように感じる。

ロダン美術館と同じように

時の流れは少し残酷かもしれない・・・。

・・・・・・・・・

世界初の百貨店「ボン・マルシェ」

その食品売り場は「グラン・エピスリー・パリ」

という名であらゆる食材が豊富に美しく並んでいます。

ここも10年前に訪れている。

パリ左岸の洗練さが溢れたこの辺りの雰囲気は「パリ好き」には欠かせない。

食品館では紅茶やお菓子などお土産を買い

ボン・マルシェでは洋服などを見る。

一段と洗練されてリニューアルしたような気がする。

前はインテリア売り場などを回った覚えがあるが

それも無くなっていた。

前回の比較ばかりが先に立つが

パリは古いものと新しいものが融合して

次の時代に確実に進んでいる・・・。

・・・・・

買い物を終えて

サン・ジェルマンからバスでマレへバスで帰ろうかと

思ったが近くのセーブルバビロン駅から

コンコルド駅で乗り換えて

サン・ポール駅へ。

戻るとメンバーらと合流。

近くの広場のカフェへ夕食に。

日本語のうまいカフェのオーナーに

ムール貝の料理はあるかと聞くと

残念なことに無かった・・・。

土曜日の日の暮れない賑やかさは開放感に満ちていた。

今宵はメンバーとまた赤ワインで乾杯したその日の夜だった・・・。

この項つづく。

メダイユ・ミラクルーズ教会礼拝堂

教会内部



















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